目次
Adobe イラストレーターのペンツールで基本的なこと
ペンツールはAdobe Illustratorでベジェ曲線を描く大切なツールです。
イラストレーターの全てはここから始まると言っても過言ではありません。
このサイトでは、イラストレーターが初めての人に向けて画像を使い細かく解説していきます。
流れとしては最後に復習のためYouTube動画での解説をご視聴ください。
直線と曲線を理解する基本操作の話です。
ペンツールを使う為の環境設定
普段の作業や仕事ではあまり使わないのですがここでは練習のためグリッドを使用します。
まずはショートカット⌘+K(WindowsではCtrl+K)で環境設定を開いてガイド・グリッドを選択します。
イラストレーターのグリッドの設定
- グリッドをカラーはそのままデフォルトにします
- スタイルはラインを選択
- グリッドは10mm
- 分割数を10で設定してOKを押します。
グリッド表示をする時のショートカットキーは⌘+¥(WindowsではCtrl+¥)
非表示にするときはもう一度⌘+¥(WindowsではCtrl+¥)を押すだけです。
イラストレーターのペンツールの準備
ペンツールを選択するとペンマークになる時と×マークになる時があります。
通常ではペンマークになるのですが、×マークになる時との違いはcapslockにあります。
capslockが点いていると×マーク、点いていないとペンマークになります。
どちらでも使いやすい方を選んでください。
通常であればペンマークの方が使いやすいかと思います。
塗りと線の設定をします
今回は、練習ですので塗り無し・線だけありに設定します。
- 重なった上の四角(塗り)をクリックして選択。
- 斜めの赤い線をクリックすると塗り無しになります。
- 中抜きの四角(線)をクリックして色を選択してください。
ペンツールの使い方 直線・曲線
直線から曲線
アートボード上にペンツールを載せるとペンツールの横にアスタリスク(米印みたいな)が出ます。これはペンツールがここから始まりますよというサインです。
アートボード上を一度クリックするこのアスタリスクマークは消え、どの方向に向けたらいいか仮想の青い線が出ます。
オープンパスとクローズパス
線を描き、最後にクローズパスで閉じることにより、線を図形にすることができます。
クローズパスにする時、ペンマークの横に○の印が現れ、アンカーポイントとアンカーポイントを繋げてくれます。
Shiftキーの使い方
アートボード上を一度クリックしたらShiftキーを押します。
Shiftキーを押しながらではペンツールを45°づつ移動することが出来ます。
Shiftキーを押すことにより、ペンツールでは水平や垂直な線、図形では正円、正方形が描けます。
ハンドル(方向線)
アートボード上でクリックしたまま離さないと三角形のアイコンが現れます。
クリックを離さず上にドラッグしてクリックを離すと、ハンドル(方向線)を出すことができます。
方向線の長さ、向きを揃えることにより綺麗な曲線を描くことができる。
長方形ツールで正方形を描きます。
optionを押すことでアンカーポイントからハンドルを出すことが出来ます。
YouTube動画で復習しましょう
まとめ
ペンツールは難しい、そう思います。
美しい曲線、ベジェ曲線、そこを目指すには、正しい使い方が必要ですね。
直線と曲線を理解して、美しいベジェ曲線を目指しましょう。
私も目指したいです。